お葬式とお寺様の関係

最終更新: 1月30日

皆さんは菩提寺というものを知っていますか?


お墓をお持ちの方は大きく2種類に分けられます。


①お寺にお墓がある


②お寺以外の霊園などにお墓がある(合葬墓を含む)


菩提寺というのは、①の方に当てはまります。


お寺にお墓がある家は、そのお寺様と「檀家契約」というものを結んでいます。


この檀家契約とは何かというと、


「菩提寺は檀家からお布施の寄付を受けることによって、檀家の葬祭、供養のお世話をする」


というものです。


もともとは江戸時代に起源のある制度ですが、今でもお葬式や法要を行う時に


「お寺様に連絡しなきゃ」

「お寺様の確認をとらなきゃ」


となるのは、このためだと思います。



まず第一にお伝えしたいのは、お墓をお持ちの家でも②のように菩提寺がないのであれば、お寺様との関係性は一切考える必要はありませんということです。


それは、特定のお寺様と檀家契約がないからです。


ですからお寺様を呼ばずに告別式を行うこともできますし、もちろんお寺様を呼んで告別式を行うことも可能です。


その際、菩提寺ではないので宗派や風習を細かく気にする必要はありませんし、自分達の価値観に合ったお寺様を探すことも可能です。



僕がお仕事をさせていただいて、問題が起こることが多いのが①の菩提寺があるお客様です。


その場合、菩提寺と檀家契約を結んでいるため、また、その菩提寺にお墓があるため、どうしても菩提寺の意向を組み入れなくてはいけなくなります。


お客様の多くが


「先祖代々の付き合いだから。。」


と、多少の不満や価値観の相違があっても現状を受け入れているケースが多いように感じます。


例えばご遺族様は小規模で簡素な告別式を行いたいと思っていても、菩提寺から


「通夜式もやりなさい」

「最低2人は僧侶を行かせてください」


などと言われることがあります。


これはどういうことかというと、あくまで僕の経験上ですが


「お布施の金額」

「読経の負担を減らす」


くらいのものだと思います。


檀家のことを考えてのものではないかなといつも感じています。


もちろん、多くのお寺様は檀家さんの意見を受け入れてくれますし、多少の感覚のズレはあっても滞りなく葬儀を行ってくださいます。


しかし、一部のお寺様は明らかにおかしいなと感じる言動や強制があり、それを仕方がなく受け入れている檀家さんがおられるのも現実です。



僕が先日


「菩提寺をお持ちの際には少し注意が必要です」


とお伝えしたのはこのことで、明らかに檀家契約を間違って理解している菩提寺もあります。


何度もお伝えしますが、ご葬儀は数日、ご供養は何十年も続きます。


ご葬儀でつまづき、そのモヤモヤした気持ちを持ちながら長い時間ご供養を続けていくというのは、


僕は葬儀業界の人間の一人としてお客様にしてほしくないです。


疑問を感じているなら、価値を見出だせないなら、菩提寺との関係を見直すということもできます。


そのための3つの質問の中でも一番最初に聞かせていただいている質問になっています。




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