1.お葬式って、何?  

こんにちは。

小さくて暖かいご葬儀とご供養の店

ラ・プリエールです。

昨日お伝えさせていただいた、

「ラ・プリエールの考えるエンディング」企画の第1回目です。

今回は、「お葬式って、何?」です。

エンディングのお話をさせていただく時には、

僕はいつも一番最初にこの事をお話させていただいています。

なぜなら、「お葬式が持つ意味」が分からないと、

実際お式に臨んだ時の内容の感じ方が全然変わると思うからです。

あと、意外とお葬式の意味をしっかり考えている人って少なくて、

「よく考えたら何のためにやってるんだろう?」

と、悩まなくていいところで悩んでしまう方がいらっしゃるからです。

そうです。

お葬式に、悩む必要はないんです。

なぜなら、

皆さんが故人様に対して思う気持ち、

もしくは自分の死生感そのものがお葬式でいいからです。

形式を分からなくていいんです。

宗派も、分からなくていいんです。

世間の目を気にする必要もないんです。

今回は、そういったことをお伝えしたいと思います。

故人を弔う儀式であるお葬式は、これまで全世界で行われてきました。

不思議なもので、世界中どこを見渡してみても、お葬式をしない民族は存在しません。

「死別」という場面に対しての捉え方で内容が変わることはあっても、

世界中どの民族でもお葬式は必ず行われています。

分かりやすい例でお伝えすると、

日本やアメリカ、ヨーロッパなどでは

「悲しい」

というイメージが強いですが、 アフリカや東南アジアなんかでは

「お祝い」

のイメージが強いです。

お葬式が悲しいものであれ、お祝い事であれ、 「大切な人との別れの時間を過ごす」 「大切な人を弔う」 という思いや行為は、民族宗教を問わず普遍の文化として人類に根付いています。

では、普遍といってもどのくらい普遍なのかというと、

人類最古のお葬式は約6万年前から行われていたとされています。

6万年前と言ったら、現在のヒトであるホモサピエンスではなく、

その前のクロマニヨン人も通り越して、ネアンデルタール人にまでさかのぼります。

当然言語が誕生する以前ですので、

大掛かりな儀式的なものが行われていたわけではありませんが、 掘った穴に仲間の遺体を埋葬し、

そこに花を手向けていたという遺跡が見つかっています。

穴に埋葬したのは腐敗臭を防ぐため(死臭は空気よりも重いので下に溜まります)、

花もその腐敗臭をごまかすためという説もありますが、 衛生的に考えてみると、

「なぜわざわざ自分達の目の届くすぐ近くに埋葬したのか?」

という疑問が生まれます。

衛生面などの問題よりも、

大切な仲間と離れたくなかったんじゃないのかな、と僕は考えています。

また、生物学的に「死」を認識できる生き物は現在ヒトだけだと言われています。 しかし、

チンパンジー ゾウ カラス イルカ

など、僕らから見たら死んだ仲間を弔っているようにしか見えない動物もいます。

「死」を認識できないため、

「死んだ」

というよりは、

「動かなくなった」

ということの確認をしていると言われていますが、

それだけでは説明がつかない動物も、います。 いずれにせよ、

ネアンデルタール人の時の人間、

そして高度な知能を持たない動物でもこのようなことが行われるということは、

僕は、お葬式は

「命の持つ本能的なコミュニケーション」 の一つなんじゃないかと考えています。

言葉も理屈もなくとも、

「死」

に対して何らかの印象を受けているのだと思いっています。

では、現在の地球上の人類が行っているお葬式って、何なんでしょう? おそらく根っこを辿っていけば今のように本能的な思いに行き着くのでしょうが、

それは現代のお葬式にも中心的な位置にあると思っています。 「大切な人と死別してしまったら祈りたい」 「思いを伝えたい」 という思いは、間違いなく本能的なものだと僕は思っています。

僕の考えるお葬式の意味は2つあります。

一つめは、

「送る側の心を目に見える形にすること」 二つめは、

「故人様との関係や時間を振り返り、共に過ごすこと」 です。

僕は、この2つの目的が達成できれば、

それでお葬式の役割は充分だと思っています。 大きく豪華でも、小さくささやかでも、好き好きです。 お葬式に正解はありません。

思ったまま、感じたままでいいのです。

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