お仏壇、お墓
こんにちは。
新潟のラ・プリエールです。
昨日は祖母の一周忌法要でした。
今にして思えば、祖母は私がエンディング業界でビジネスを始めることが分かっていたかのようなタイミングで体調を崩し、そしめ旅立っていきました。
祖母を送り出す場に寄り添わせていただいたたことによって、
その時自分の考えていたエンディングシーンと、
現実の葬儀業界とのギャップを直接感じとることができました。
たくさんのことを学ばせていただいたと思います。
祖母の暮らしていた家には私の父が介護をしながら同居をしてきましたが、
祖母の亡き今は、以前から新しい生活をしたいと言っていたのでおそらく家を出たいのだと思います。
実は祖母の家を相続した長兄がいるのですが、40年以上東京で暮らしているため、新潟に帰ってくることができません。
ですので、今の祖母の家は空家になってしまいます。
両親を送り出し家を守るのは長男の務めとして一般的に認知されていますが、
人口も働き世代も都市部に集中し、転勤というものも当たり前となっている近年はでは、そういったことを続けることが難しくなってきていると思います。
長兄であるその叔父も、両親、先祖を供養したい気持ちは強く持っています。
しかし、自宅に大きなお仏壇を引き受けるスペースがないでしょうし、お墓の引っ越しも現実的ではありません。
私は個人的に、
仏壇を守ることも
お墓を守ることも
必ずしも長男が行わなくてはいけないとは考えていませんが、
「できることなら自分が守りたい」
と考えておられる方がほとんどだと思います。
そんな方々のお気持ちを考えると、
「お仏壇をコンパクトに」
「お墓をご自宅に」
という考え方がもっと皆さまに知られてもいいのではないかと思います。
菩提寺をお持ちの家や、ご親戚の方々との価値観のハードルもあるかとは思いますが、
一番大切なことは
「弔いたいと思う心」
なのではないかと思うのです。
これからの時代に合った、新しい形のご供養を考えてみませんか。
リビング仏壇

リビング墓
