安心できるおいじたく
最終更新: 1月30日
こんにちは。
小さくて温かいご葬儀とご供養の店
ラ・プリエールです。
これまで大きく6つのテーマに分けてお伝えさせていただいてきたわけですが、いかがでしたでしょうか。
もともと知らないだらけのことだと思うので、多くのことが新鮮だったかもしれませんが、
僕が伝えたいことは、一番最初にお伝えさせていただいた
「お葬式は命のコミュニケーション」
だということです。
慣習とか、決まり事とか、宗教とか全然関係なくて、 それこそ言葉や知能を持たない生き物でも行うものなのですから、思ったままでいいと思うのです。
むしろ5万年も歴史があるものに大して、たかだかここ数百年の価値観がどの程度の意味があるのかということが言えると思います。
もちろんお葬式にもいろいろな変化があって、 それはこれからもずっと変化し続けていくものだと思うのです。
ただ、命の誕生と終わりというものはずっと変わりません。 生き物の命に対する畏敬の思いが、お葬式だと思っています。 「悲しいから」 「考えたくないから」 「分からないから」 「お金が掛かるから」 いろいろなネガティブな心象ばかり目立ってしまうお葬式ですが、 そうではないことを知ってほしいです。 昔は産まれた命の半分くらいが大人になることができず死んでいき、平均寿命も25~30歳くらいでした。 それが今では成人できることが当たり前で、平均寿命は日本では90歳に迫ろうとしています。 このことがいいか悪いかは別とてしても、文明や科学の挑戦が人生を全うできるようにしてきたことは事実です。 「大往生だねー」 と言われ、ある種お祝いのようなお葬式ですが、 これを昔に当てはめれば今のほぼすべての人がおめでとう、お疲れ様でもいいと思うのです。 そうであるならば、ある程度の正しい知識を身につけて、しっかりと旅立つことと、しっかり見送ることは最も大切なことだと思うのです。 それは、相手との関係が深ければ深いほど大切だと思います。 是非、皆さんもいろいろな角度からお葬式を見つめ、考えてみてください。